港が見える丘 / 上海帰りのリルの(別冊VERSION)
町あかり
- フォーマット:
- 7" ,
- レーベル:
- 和ラダイスガラージ
- カタログNo.:
- WRG702
- 発売日:
- 2020.10.21
¥1,980 (税込)
在庫切れ
70~80年代の歌謡曲における国産ディスコ、和ブギー、シティポップなどの知られざるダンスミュージックを現在のクラブミュージックの価値観で変換した新しい解釈による、先駆的和モノDJイベント〈和ラダイスガラージ〉監修!
話題を呼んだスペクトラム/新田一郎に続く第2弾は、異能のシンガーソングライター、町あかりによる昭和の流行歌カヴァー・アルバム『それゆけ!電撃流行歌』からの7インチアナログ・シングルカット!
2015年にデビュー後、歌謡曲のエッセンスを取り入れた楽曲で音楽リスナーからミュージシャンまで数多くのファンを獲得してきたシンガーソングライター町あかり。
2020年10月21日に日本コロムビアよりリリースされる昭和初期の流行歌で構成されたカヴァー・アルバム『それゆけ!電撃流行歌』より、「港が見える丘」と、アルバム未収録曲(配信限定)「上海帰りのリル(別冊VERSION)」をカップリングで、7インチアナログ盤として限定リリース。
懐メロのカヴァーと思いきや、新進気鋭のトラックメイカーによる大胆なアレンジで、DJライクなメロウでクールなクラブトラックに仕上がっています。
このカヴァー企画の発端は、2019年12月に開催された和ラダイスガラージの派生イベントWARADISE DISCO WAVE(他に一十三十一、ギャランティーク和恵、DE DE MOUSE、CHERRYBOY FUNCTION等が出演)に町あかりが出演した際、通常のライブセットではなく、実験的に昭和初期の流行歌メインで行ったセットから始まりました。
また、アルバムのマスタリングをレーベル主宰の永田一直が担当した事もあり、今回のアナログリリースに繋がりました。
仕様:国内プレス、4Pジャケ付、45回転、ドーナツ盤、生産数限定盤
【町あかり】
1991年5月28日生まれ 東京都出身。平成生まれながら昭和歌謡曲を愛するシンガーソングライター。中高生頃から1970~80年代邦楽を好み、特に影響を受けたアーティストは、サザンオールスターズ、沢田研二、岩崎宏美、筒美京平、森雪之丞など。インディーズ時代は作詞・作曲・編曲・歌唱・録音全てを自分で手掛け、数々の名曲を量産。高い歌唱力で歌われるそれら楽曲は、「一度聴いたら頭から離れない」と評される。2015年6月24日、メジャー1stアルバム『ア、町あかり』をリリース。その 後も「リスペクトするアーティストから曲を頼まれた」という設定で勝手に曲を書き下ろしたコンセプトアルバム『あかりの恩返し』など、コンスタントにアルバムをリリース。また、電気グルーヴのワンマンライブにオープニングアクトとして2度(2014年、2018年)出演したことをきっかけに、2018年に石野卓球氏とのコラボで「もぐらたたきのような人(石野卓球氏リミックス)」を10インチアナログ盤でリリース。作家として寺嶋由芙や姫乃たま、ギャランティーク和恵など、幅広いアーティストに楽曲提供、その他衣装制作、イラストデザイン、紙芝居制作、コラム連載も行う。今後さらなる活動が期待される異能のシンガーソングライター。
■和ラダイスガラージ■
2011年6月、DE DE MOUSEやCHERRYBOY FUNCTIONを輩出し、近年再評価が高い日本の環境音楽の代表的グループ・INOYAMALAND、渚ようこ、ギャランティーク和恵、町あかりのアナログ盤をリリースするレーベル、ExT Recordings主宰の永田一直によって、国産音源のみを徹底したクラブマターでプレイする実験的かつ快楽主義に特化したパーティとしてスタート。これまでにECD 、砂原良徳、NOEL&GALLAGHER(小西康陽)、MOODMAN、池田正典、常盤響、XTAL 、CHERRYBOY FUNCTION 、山辺圭司、秘密博士、L?K?O 、イルリメ、幻の名盤解放同盟、吉沢dynamite.jp、クボタタケシ、渚ようこ、ギャランティーク和恵、一十三十一、町あかり、(((さらうんど)))、アラゲホンジなど各界のDJ、アーティストを招聘し、和モノ縛りでのプレイをオーダー、数々の熱狂的な現場を作り出してきた。レギュラーメンバーは永田一直と、数々の問題作を刊行する出版社、東京キララ社社長であり、80年代のリアルディスコ体験を令和に甦らせる中村保夫、西新宿の硬派レゲエショップNAT店主KAZU、全国での盆踊りDJの立役者、珍盤亭娯楽師匠の4人。2015年には書籍『和ラダイスガラージ BOOK for DJ』、2016年に『珍盤亭娯楽師匠のレコード大喜利』を刊行し、レコード店を中心に好セールスを記録。また、人気ライブ・ストリーミング・チャンネルDOMMUNEでのプレイ、7度に渡る全国ツアー、2度のシンガポールでの海外公演、代官山UNITとSALOON の2フロアにて、和モノDJパーティとしては最大規模の〈和ラダイスガラージ4th ANNIVERSARY P ARTY〉を成功させる。また、英字新聞のJAPAN TIMESでの半ページに渡る記事、NHK Eテレで放送された『戦後サブカルチャー史II 踊る昭和歌謡の謎』では、番組冒頭でパーティの模様が取り上げられ、TBSラジオ『伊集院光とらじおと』の珍盤を紹介する“アレコード”のコーナーには主要レギュラーDJ3人がゲスト出演している。2020年にはレーベルとしての活動を始め、その第一弾として、80年代ディスコファンク・ブラスロックバンドの代表格〈スペクトラム〉の人気曲「トマト・イッパツ」と、そのリーダー新田一郎のソロシングル「サンライズ・サンセット」をカップリ ングで、正式にビクターエンタテインメントよりライセンスし、7インチアナログ盤としてリリース。和モノをクラブミュージックの新ジャンルとして定着させた、DJパーティーのパイオニアであり、最も熱く先鋭的なリアルダンスミュージックパーティーである。
Tracklist
- A
- 町あかり
- B
- 上海帰りのリル (別冊VERSION)